どんな役柄にも入り込むことから「カメレオン女優」と呼ばれる、キムラ緑子(みどりこ)さん。
そんなキムラさんは劇作家のマキノノゾミさんと結婚されています。
実はこのお二人、1度離婚をしたのちに復縁していたことはご存知でしょうか。
今回はキムラ緑子さんとマキノノゾミさんの馴れ初めやお2人の子ども、離婚と復縁再婚について紹介します。
キムラ緑子の夫はマキノノゾミ

キムラ緑子さんはマキノノゾミさんと結婚されています。
マキノさんといえば、演劇界では超有名な劇作家です!
多数の作品を輩出したマキノさんの経歴や、プロフィールをまとめました。

名前:マキノノゾミ
生年月日:1959年9月29日
出身地:静岡県
学歴:同志社大学文学部 卒業
職業:劇作家・脚本家・演出家・俳優
身長:183 cm
マキノノゾミさんは、キムラ緑子さんよりも2歳上。
なかなかの高身長でスタイルが良く、年齢を重ねても並んで歩く姿がカッコイイご夫婦です。

引用元:キムラ緑子(@kimuramidoriko._official)インスタグラム
マキノさんは同志社大学在学中に演劇活動を始めました。
そして、1984年に自身の劇団「M.O.P.」を立ち上げました。
「M.O.P.」の舞台をはじめ、様々な作品で劇作・演出を担当。
さらに映像作品にも携わっており、2002年の朝ドラ「まんてん」では脚本を手がけました。
マキノさんは受賞歴も輝かしく、その一部がこちらです。
1994年 芸術選奨文部大臣新人賞「MOTHER」
1997年 読売文学賞受賞「東京原子核クラブ」
2001年 読売演劇賞優秀演出家賞&作品賞「怒濤」
2001年 紀伊国屋演劇賞個人賞「黒いハンカチーフ」「赤シャツ」
2011年 菊田一夫演劇賞「ローマの休日」

マキノさんを「関西演劇界の重鎮」と紹介する記事も!

主宰をつとめた劇団「M.O.P.」は、旗揚げから26年経った2010年に解散。
現在は脚本家や演出家としての活動が中心となっていますが、マキノさんは俳優の一面も持っています。
2023年に大河ドラマ「どうする家康」で、織田信長の教育係・平手政秀役を熱演。
マキノさんが浜松出身であることが、出演につながったのではないかとの予想もされていました。
マキノさんの役者としての姿は珍しく、SNSでは驚きの声も上がっていたようです。
お芝居に関してマルチな才能をもつマキノさん、今後もどこかでひょっこり出演する機会があるかもしれませんね♪
キムラ緑子とマキノノゾミの結婚馴れ初め

キムラ緑子さんとマキノノゾミさんはどういった経緯で結婚されたのか、以下の3点を調べました。
出会い:大学時代のサークル
交際期間:詳細不明
結婚時期:1992年
それではさっそく紹介していきます!
出会い

キムラ緑子さんは、同志社女子大学の出身です。
入学後、同じ寮にいた友人に「サークルで演劇をやりたいから、見学についてきて」と言われました。

誘いにのって見に行ったのが、姉妹校である同志社大学の演劇サークル「第三劇場」。
そこで芝居をしていたのが、同志社大学の学生だったマキノノゾミさんでした。
「こんな世界もあったのか!」と感動したキムラさんは、すっかり演劇の魅力にハマっていきます。

ちなみに「第三劇場」は1954年から現在まで続いている、歴史ある演劇サークルです!

引用元:キムラ緑子(@kimuramidoriko._official)インスタグラム
当時のマキノさんは、スラッとした長身&長髪スタイルだったとか。
キムラさんの知人の証言によると、キムラさんはマキノさんに一目惚れしたそうです。
この頃から、マキノさんは特別なオーラを放っていたのかもしれませんね…!
交際期間

キムラ緑子さんとマキノノゾミさんの交際期間について、詳しい情報が見つかりませんでした。
キムラさんは「第三劇場」に入りましたが、大学時代はマキノさんと交際していなかったようです。
大学卒業後、キムラさんは地元の淡路島に帰って学習塾で講師をしていました。
芝居の道に進むことはご両親に反対されていたものの、諦めきれなかったキムラさん。
マキノさんが立ち上げたばかりの劇団「M.O.P.」に入るため、実家を飛び出しました!

引用元:キムラ緑子(@kimuramidoriko._official)インスタグラム
そうして、1984年に劇団「M.O.P.」の一員となったキムラさんは看板役者として活躍。
しばらくしてから、マキノさんとの交際が始まったのではないかと言われていました。
結婚時期を考慮すると、交際期間は最長で7年程度という可能性があります。

キムラさんが演劇の世界に戻ったことが、2人が交際するきっかけになったと考えられますね!
結婚時期

キムラ緑子さんとマキノノゾミさんは、1992年に1度目の結婚をしました。
結婚時の年齢はキムラさんが31歳で、マキノさんが33歳。
のちに2人は、あるテレビ番組で「盛大な結婚式を挙げた」と明かしていました。

所属事務所のサイトによると、マキノさんが初めて賞をとったのが1991年。
作家・演出家としてステップアップしたタイミングでの結婚だった、とも捉えられますね。


今も美人だけど、若い頃のキムラさんは可愛い♡
結婚してから、マキノさんは自身の劇団以外の作品を手がけるようになりました。
キムラさんも映像作品に出演する機会が増えたりと、活躍の場を広げていきます。
結婚したことで、ますます仕事に力が入ったのではないでしょうか!?
キムラ緑子とマキノノゾミの子供はいない

キムラ緑子さんとマキノノゾミさんの間に、お子さんはいらっしゃいません。
2人は30代前半で結婚、その後も同じ劇団で活動していました。
さらにそれぞれ外部の作品にもたくさん参加していて、とても忙しかったと推測されます。
舞台は稽古があったり、地方公演があったりと、ひとつの作品に必要な期間が長いイメージです。
そんなこともあり、私生活では夫婦2人での時間を大切していたのかもしれません。

以前「子はかすがいとよく言ったもの」と話していたキムラさん。
マキノさんと離婚した経緯を振り返っていた時。
もしも自分たちの子供がいたら離婚はしていなかったと、キムラさんは述べていました。

逆にお子さんがいなかったからこそ、距離を置くという大きな決断ができたとも解釈できますね

2人の間にお子さんはいませんが、キムラさんご夫婦は猫と暮らしています。
現在は、2021年にやってきた「うんにちゃん」など数匹がいる様子。
キムラさんのインスタグラムにも、たまに写真や動画が載っています。
キムラさんは愛猫を連れて帰省したりと、かなり愛情を注いでいるんですって♪

引用元:キムラ緑子(@kimuramidoriko._official)インスタグラム
キムラさんは以前、2匹の猫ちゃんを亡くなるまで長年育てていました。
実は、その猫たちがキムラさん夫婦の「かすがい」になっていたんです…
詳しくは、次のパートでご説明します!
キムラ緑子とマキノノゾミの離婚と復縁再婚について

1992年に結婚したキムラ緑子さんとマキノノゾミさんは、2005年に離婚し2011年に再婚しています。
一緒に暮らし、同じ劇団に所属していた2人の離婚理由は「距離感」だったと言います。
ほぼ一日中、一緒にいる状況が息苦しくなってきたキムラさん。
「子どももいないからちょっと離れてみたい」との思いで、離婚を切り出しました。

引用元:TELASA
もうひとつ、離婚の要因になったと噂されているのが「キムラさんの女優としての覚悟」。
キムラさんに対して「旦那さんのおかげで良い仕事がもらえる」という声があったらしいんです。
“旦那さんが演出家なんだから良い仕事が来るのよ”って陰口叩かれたことにキムラさんは腹を立てて、離婚したんです。“実力の世界でやってやる!”って。(キムラの知人)
引用元:NEWSポストセブン
キムラさんの心境を理解したマキノさんは「連絡を取り合う」という約束をして、離婚を受け入れたそうです。
2人は離婚後も一緒に仕事をしており、プライベートでも交流がありました。
キムラさんは地方公演があると、当時飼っていた愛猫をマキノさんに預けていたんです。
すると猫ちゃんたちがマキノさんに懐くようになり、その状況にキムラさんは嫉妬…
愛猫を一緒に飼うという理由で同居を始めた2人は、2011年に復縁再婚しました。

また、キムラさんは2度目の結婚を「震災婚」と表しています。
2011年3月に震災があり、精神的につらい時期に頼れる相手がマキノさんだったとのこと。
1人でいるのが辛くなり「もう1回結婚して」と、マキノさんに伝えました。

離婚も再婚も、きっかけを作ったのはキムラさん。
キムラさんは、マキノさんに対して「申し訳ないですね。ええ人です」と言っていましたよ♪

距離を置いたことで、夫婦の絆を改めて実感されたのかもしれませんね
まとめ
今回は、キムラ緑子さんとマキノノゾミさんの結婚の馴れ初めやお子さんのこと、また復縁再婚についても紹介しました。
別々に暮らした期間を含めて、そばにいる時間が長かったお二人。
夫婦としてだけでなく、役者と演出家としてもお互いに切磋琢磨している印象ですね!
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